どこに、何のための空間を作るのか確認します
歯の重なりを解消する、前歯を後ろに下げる、上下の歯の幅を合わせるなど、空間を作る目的は症例によって異なります。検査では口元の見え方と、骨の中で歯を動かせる範囲も確認します。抜歯やIPRの有無だけで判断せず、必要な空間の量と、その空間をどう使う計画なのかを説明してもらいましょう。
IPRは歯の状態に合わせて削る量を決めます
IPRは、歯と歯の間のエナメル質を少量削り、歯を動かす空間を作ったり歯の形を調整したりする処置です。削れる量には限りがあり、歯の形や詰め物などの状態も確認します。処置後は表面を滑らかに整え、清掃とむし歯予防を続けます。一時的にしみる場合があるため、気になる症状は伝えてください。自分でやすりなどを使うことは危険です。
抜歯する場合と、しない場合の見通しを比べます
抜歯を提案された場合は、どの歯を選ぶのか、理由は何か、できた隙間をどう閉じるのかを確認してください。抜歯しない場合も、歯を前方や外側へ動かす量と、口元や歯ぐきへの影響を聞きましょう。抜歯自体には出血、痛み、腫れなどのリスクがあります。どちらにも適応と限界があり、すべての方に同じ方法が適するわけではありません。
納得できない点は処置の前に相談しましょう
目的が十分に理解できない場合は、質問を整理してから判断して構いません。別の歯科医師の意見を聞く際には、検査記録や治療計画があると比較しやすくなります。隙間が閉じるまでの見通し、予定どおりに歯が動かないときの対応、追加費用も確認してください。戻せない処置だからこそ、理解したうえで同意することが大切です。
札幌市豊平区・南平岸で受診をご希望の方へ
日本歯科豊平は、地下鉄南北線の南平岸駅から徒歩1分、札幌市豊平区平岸4条14丁目の歯科医院です。専用駐車場は3台です。お車をご利用の方は、駐車方法や満車時の対応を事前にお問い合わせください。
矯正の相談では、気になる歯並びと噛み合わせ、過去の矯正治療についてお知らせください。装置の適応、費用、期間、定期的な通院と保定について、検査結果を踏まえてご説明します。
よくあるご質問
IPRをすれば抜歯を避けられますか?
IPRで確保できる空間には限りがあります。必要な歯の移動量や歯の形によっては、IPRだけでは対応できません。ほかの方法と合わせて検討します。
参考情報

日本歯科グループ代表
早川 好昭