プローブや画像検査で、歯ぐきと骨の状態を調べます
プローブは、歯ぐきの状態や歯の周囲の溝の深さを調べる細い器具です。レントゲンやCTでは歯、骨、周囲の構造を確認し、歯型の模型や口腔内スキャンでは歯並びや人工歯の形・位置を検討します。それぞれ得られる情報が異なるため、一つの検査だけで判断するわけではありません。以前に受けた検査の資料がある場合は、今回の診断に利用できるか歯科医師へ相談してください。
専用のドリルで、骨に人工歯根を入れる場所を作ります
インプラント手術では、計画した位置の骨に、人工歯根を入れるための穴を準備します。この処置に使うのが専用のドリルと手術用モーターです。使う器具や回転などの条件は、製品、骨の状態、手術方法によって変わります。処置中には音や振動、圧迫感を感じることがあります。不快感や痛みを我慢せず知らせられるよう、手を上げるなどの合図を手術前に決めておきましょう。
サージカルガイドは、ドリルの位置や方向を補助します
サージカルガイドは、検査画像と人工歯の計画をもとに作り、手術でドリルなどの位置や方向を補助する装置です。歯ぐきを開く手術でも、大きく開かずに行うフラップレス手術でも使う場合があります。装着時の適合やずれの確認、手術中の判断は必要で、ガイドを使えば誤差や合併症をなくせるわけではありません。ガイドを使用する理由に加え、使用しない場合にどのように位置を計画するかも説明を受けましょう。
部品の固定には、専用ドライバーやトルクレンチを使います
インプラントや連結ねじの取り扱いには、専用ドライバーや、締め付ける力を管理するトルクレンチを用います。製品ごとに指定された力で扱う必要があり、強く締めるほどよいわけではありません。また、人工歯を入れるまで歯ぐきの形を整えるために、ヒーリングアバットメントという部品を使う場合があります。口の中にねじ状の部品が見えていても、自分で回さず、何の部品か医院へ確認してください。
治療後の清掃器具は、歯ぐきや人工歯の状態に合わせて選びます
定期的な清掃では、歯ぐきと人工歯の材料に配慮しながら、手用器具や機械を使って汚れ・歯石を取り除きます。どの器具を使うかは、その時点の状態によって異なります。再使用する器具の洗浄・滅菌や、使い捨て製品の扱いについて疑問があれば、医院へ確認してください。機器の名称だけで治療の質を判断するのではなく、どのような目的で使い、どう管理しているかを説明してもらいましょう。
日本歯科豊平での受診・通院について
歯を失った後の治療について、南平岸の日本歯科豊平でご相談いただけます。現在の入れ歯やブリッジの使い心地、食事で困っていること、治療にかけられる期間をお聞かせください。
インプラントが適しているかは、口腔内の状態や全身の健康状態を確認して判断します。手術に伴う負担、費用、治療後のケアを説明し、ほかの方法も含めて検討します。通院や送迎に制約がある方は、検査の段階からご相談ください。
インプラントの相談では、歯を失った時期や現在の入れ歯・ブリッジの使用状況、服用中のお薬を確認します。手術が適しているか、ほかの治療方法があるかも含めて検討します。
よくあるご質問
使う器具が多いと、難しい手術なのでしょうか?
器具の数だけで手術の難しさは分かりません。治療の段階や使用する製品によって必要な器具が変わります。自分が受ける処置の範囲、予定時間、追加の処置を行う可能性を確認しましょう。
治療中に歯ぐきから金属の部品が見えても大丈夫ですか?
手術方法によっては、治癒用の部品が予定どおり露出している場合があります。ただし、新たに緩み、脱落、痛み、腫れが生じたときは、早めに歯科医院へ連絡してください。
参考情報
- https://www.nobelbiocare.com/en-int/system/files/gmt_import/Guided%20Surgery%20Manual_87724A.pdf
- https://www.nobelbiocare.com/en-uk/technical-support-frequently-asked-questions-faqs
- https://network.iti.org/academy/consensus-database/consensus-statement/-/consensus/computer-guided-implant-surgery/1213?recFrom=10801&recFromId=1216
- https://www.shika-implant.org/min-implant/care/

日本歯科グループ代表
早川 好昭