医療費助成と矯正治療の保険適用を区別する
自治体の子ども医療費助成は、対象年齢や自己負担額などの条件が地域によって異なります。保険診療の自己負担を助成する制度では、自由診療の矯正費用がそのまま対象になるわけではありません。受給者証を持っていることと、今回の治療が助成されることは別です。医院で治療費の区分を確認し、住所地の自治体に対象となる費用と必要な手続きを問い合わせてください。
保険適用には診断と医療機関の条件がある
矯正治療は一般的には保険適用外ですが、定められた疾患に伴う噛み合わせの異常や、手術を必要とする顎変形症の術前・術後矯正など、条件を満たす場合には対象になります。子どもであることだけでは保険適用になりません。診断と治療内容に加えて、医療機関の施設基準の届け出も必要です。該当する可能性がある場合は、担当の歯科医師に対応施設への紹介が必要か相談してください。
育成医療は対象疾患と申請の条件を確認する
育成医療は、身体の障害を除去・軽減する治療について、条件を満たす18歳未満の子どもの医療費負担を軽減する制度です。唇顎口蓋裂などに伴い歯科矯正が必要な場合に対象となることがありますが、すべての矯正治療に使えるわけではありません。対象となる障害や治療、所得、医療機関、申請時期などの条件を、治療開始前に住所地の担当窓口と医療機関へ確認してください。
医療費控除は助成制度とは別に確認する
医療費控除は税の制度であり、自治体から治療費の補助を受ける仕組みとは異なります。子どもの矯正でも、年齢や目的から必要と認められる治療は対象になる場合がありますが、美容を目的とする費用は対象外です。治療計画や領収書、助成金などの情報を保管し、税務上の扱いは国税庁の案内や税務署で確認してください。自治体の制度は住所地を基準に調べ、転居する予定がある場合は手続きの変更も確認しましょう。
札幌市の子ども医療費助成
札幌市の子ども医療費助成は、保険診療の自己負担を軽減する制度です。対象となる条件や申請方法を市の案内で確認し、受診時はマイナ保険証または資格確認書と、子ども医療費受給者証をご提示ください。歯科の初診時の負担や、受給者証を使えなかった場合の払い戻しについても案内されています。保険適用外の治療費は助成されません。
日本歯科豊平での受診・通院について
日本歯科豊平では、むし歯や歯周病、歯がしみる症状などを診察します。痛む歯がはっきりしない場合も、「噛むと痛い」「冷たいものがしみる」といった気づいたことをお伝えください。
通院に使える曜日や時間が限られる方は、初診時にお知らせください。検査結果と必要な処置を確認したうえで、治療の進め方や通院の見通しをご説明します。
初診では、症状や治療へのご希望に加え、通院できる曜日・時間帯もお知らせください。受診時の持ち物や予約方法は、初診案内と予約ページでご確認いただけます。
よくあるご質問
自由診療の矯正でも医療費控除の対象になりますか?
年齢や治療目的などから必要と認められる矯正は対象になる場合があります。保険適用や自治体の医療費助成とは別の判断になるため、治療内容が分かる資料を用意して税務署などへ確認してください。
参考情報

日本歯科グループ代表
早川 好昭